前回の続きでScratchでmicro:bitの拡張機能と音楽拡張機能を使ってみます。今回は曲の音階のデータをScratchのリストに登録してmicro:bitから鳴らしてみます。
前回までの環境設定が出来ている前提です。
以下のような順番で書きます。
1.ドレミファソラシドの音をリストに登録する
2.登録した音階をmicro:bitのボタンを押した時に鳴らす
3.簡単な曲のデータを登録する
4.登録した曲をmicro:bitのボタンを押して鳴らす
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Scratchでmicro:bitの拡張機能を使ってみます。今回は導入編です。
micro:bitとは
micro:bit とはイギリスの公共放送局であるBBCが中心になって開発された教育用のマイコンボードです。micro:bit教育財団がmicro:bitでの教育の推進を行っています。micro:bitの導入のページから引用させて頂きますと以下のように説明されています。
BBC micro:bitは片手に収まる大きさのプログラムできるマイクロコンピューターで、ロボットから楽器まで、あらゆる種類のカッコいい作品を作るために使えます。可能性は無限です。
Scratchでのプログラミングの基本的な内容についてです。今回はリストを使います。ここでのリストとはScratch Wikiのリストから以下に引用します。
リスト(他のプログラミング言語では配列と呼ばれる)は、複数の情報を一度で取り扱うためのツールである。リストの中身は、通し番号で管理される。
一般的なプログラミングとしてはデータ構造とアルゴリズムという重要なテーマがあってリストや配列というのがデータ構造でありそのデータ構造のデータをどのような流れで処理をするかがアルゴリズムです。ここではScratchなのでリストを上記のScrath Wikiの「複数の情報を一度で取り扱うためのツール」ということに注目して実際に使ってみます。
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前回の続きです。前回は夕焼け小焼けのメロディーにドラムパートとベースパートを追加しました。今回はこれにギターパートを追加します。ギターのパートを追加するポイントは和音を使うということです。今までは全て単音での演奏なので新規にScratchのメッセージを使って和音を出すということをやってみます。
今回の最終的なプログラムは以下です。演奏の最終形は最後にあります。
Scratchのプログラム最終版
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前回の続きです。前回は夕焼け小焼けのメロディーを入力して演奏の録音をしました。今回はそれにドラムのパートとベースのパート追加します。パートの追加という意味はScratchのスプライトを追加してドラム担当、ベース担当にして、それぞれのスプライトで担当の演奏をするということです。
今回のScratchのプログラムは以下です。演奏は最後にあります。
yuuyakeMelRyth0803
Scratchの拡張機能を利用して簡単な音楽を演奏してみます。音楽の演奏そのものが目的ではなく、プログラムの学習の一環ということで本当に簡単な曲を演奏してみます。ベースにはMIDIの技術があってMIDIシーケンサーソフトのようなことが出来るようです。(※ですので、もし本格的に音楽を制作する場合は専用のソフトウェアを利用した方がいいと思います。)
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