Scratchでmicro:bitの拡張機能を使う(その3)楽器の音を鳴らす

Scratchでmicro:bitの拡張機能を使ってみます。今回はmicro:bitの音楽拡張機能との連携編です。ここでの動作環境はWindows10です。前回の動作確認までの作業が完了している前提です。

Scratchの音楽拡張機能とmicro:bitの拡張機能の両方を使って楽器の音を鳴らしてみます。具体的には、micro:bitのボタンを押したり、動かした時に打楽器系の音を出してみます。

順番に書きます。

1. micro:bitのScratchへの接続
前回までの手順ですが、Scratch Linkを起動しておいて、Scratchの拡張機能からmicro:bitを選択します。そうすると、以下のような接続画面が表示されるはずです。

ここで「エディターへ行く」を選択します。以下のように表示されます。

2. micro:bitの音楽拡張機能を使う
以下のページで書きましたが、Scratch左下の拡張機能から音楽を選択します。
Scratchで簡単な音楽の演奏(その1)音を鳴らす

これで、 micro:bitのブロックと音楽機能のブロックが使えます。

2. 楽器の音を鳴らす
ここまで準備出来ればあとはブロックを並べれば音を鳴らすことが出来ます。
以下は動いた時にスネアドラムがなります。

実際に鳴らしてみると結構コントロールが難しいと感じました。要するに思ったように音が鳴らせません。

ということでボタンを使ってみます。
AボタンとBボタンを両方使って、バスドラムとスネアドラムを鳴らしてみます。

この何秒鳴らすの時間は短い方が反応がいいです。
これでボタンを押すと確実に音が出ます。

もちろん、ドラム以外の音も同じように鳴らせます。

3. 複数のmicro:bitを使う
今、手元に2枚のmicro:bitがあったので試してみました。

1台のPCで複数のブラウザから複数のScratchを起動します。
それぞれのScratchから別々のmicro:bitに接続して、それぞれのScratchで別々にプログラムを動かします。

これで特に問題なく別々に動作して別の楽器を鳴らすことが出来ました。

工夫次第で合奏的なことも出来ると思います。

とりあえず楽器の音が鳴ったので今回はここまでとします。
また書きます。