Webマーケティング系 SNS系向けの開発について

Webマーケティング系やSNS系向けの開発についてです。
1990年代後半あたりから普及が始まって今ではもちろんなくてはならないWebの世界でのシステム開発についてです。今まで書いたような伝統的なシステム開発とは別の特徴があります。そのあたりを書きます。

技術的ベースについて
やはり開発エンジニアとして技術的ベースから書きます。インターネット(TCP/IP)の技術がベースにあります。ここでは技術的な解説は省略しますが利用する側としては時代と共に以下のように進化したと思います。すいませんがざっくりと私が書く内容なので詳細が必要であればお手数ですが各自調べて頂ければと思います。

静的コンテンツの配信
単純な企業のホームページや個人の趣味のホームページ等で、いつ見ても同じというかHTMLのページの通りに表示されるだけです。それでも私と同じような世代であればいろいろな思いや経験はあると思います。ここから始まりです。

動的コンテンツの始まりから進化
CGIという技術が普及して動的コンテンツが始まりました。企業の簡単なメールフォームや個人の掲示板などが公開されたでしょうか。その後にAjaxという技術が普及してさらに動的コンテンツの幅が広がりいろいろなサービスが普及しました。

SNSの始まりからスマートフォンアプリの普及等
説明するまでもなく現在の状況です。もうインターネットは世界になくてはならないインフラに進化したということです。技術的にも単純なHTTP、HTMLからいろいろな要素が追加されて莫大な仕様になっています。利用範囲も多岐に渡っています。

当然現在もいろいろな新技術が出てきていますが、進化は続いていくということです。私自身もいろいろな開発をしましたし今でもしています。

開発の主体、企業について
企業の自社サイトであれば自社の広告費などから予算を絞り出してその上でWebマーケティング部門等が主体になって開発を行うでしょうか。SNSや独自の一般消費者向けのサービスを開発するのであれば資金を調達してそのための会社を設立して開発していくでしょうか。(スタートアップという言葉もあります。)最近ではクラウドファンディングでの資金調達もあります。

どういった特徴があるか
開発としてはとにかくスピードでしょうか。それはそうですね。設計から始めて何年もかける訳にはいかないです。開発の体制としては、WebディレクターやWebプロデューサといった肩書の人が中心になって、デザイナや開発系エンジニアが協力して進めるのが一般的と思います。こういった体制でとくかくスピード重視でリリース、リプレースしていく必要があります。

私としては業界としては悪い意味で何でもありな印象もあります。場合によっては大きな利益を得ることも出来る反面、信用出来ない面もあるということです。(※もちろんですが、私自身が大きな利益を得たことも大きな赤字を出して逃げたこともありません。)

とにかく、今まで書いたような伝統的なシステム開発とは別の特徴がありますのでそのあたりを理解して関わった方がいいと思います。