システム開発系エンジニアの評価についてです。
評価と言っても意味合いは様々です。どういった開発エンジニアの立場であるとか誰にどこを評価してほしいかということで違ってくると思います。そのあたりを考えられる状況ごとに書いてみます。
正社員としての勤務評価
基本的に最も多く想定される場合だと思います。要するに「エンジニア」であっても「サラリーマン」という立場でもある場合です。この場合は当然明確に上司という立場の人が部下の評価ということで評価します。この場合の評価基準は「会社(組織)に貢献したか」ということです。貢献という意味は単純に売り上げ以外にもいろいろあるでしょう。
この場合はその上司の評価と自分自身の評価と違うことがあると思います。その場合にどう考えるかです。
・その会社での評価が上がるように考える。
・狭い会社での特定の上司の偏った評価なのでどうでもいい。
・さっさと転職したいのでどうでもいい。
・「サラリーマン」ではなくエンジニアとして評価されたい。
以上のような考え方があると思います。
私自身も学校を卒業してすぐはこのように普通に企業に就職して働いていました。その時は勤続が1年、2年と過ぎるとこういった評価は「どうでもいいもの」と考えました。その考えた方なので独立する方向を見ていたと思います。
ここで気を付けるのは昨今では減少したかもしれないですが「ブラック企業的な評価」です。この場合は組織への貢献とか一切の合理性がなく「服従圧力」「同調圧力」という意味で評価します。そういった意味で「人間として劣っている」的な評価をする場合があります。あと周りと比較して無意味に競争させるとかです。こういった場合は何と言われても相手にしないことが大事です。速やかに計画的に去った方がいいです。(※それがなかなか難しいのは理解しているつもりですが。)
エンジニアとしての評価はどうするか
サラリーマン的な評価についてはどこでも取り上げられていると思いますので、この記事ではここからをメインで書きたいと思います。以下のような方法があると思います。(※実務的なこととして資格についてはあえて取り上げません。)
オープンソースに貢献する
一言で、「オープンソースに貢献する」と言っても難易度が高いです。実際に私自身もオープンソースを利用していても開発に参加したことはありません。しかしながらエンジニアの評価にオープンソースへの貢献を挙げる方が多いです。そのため一番に書きました。
実際に参加する方法は他に調べてみて下さい。以外と難易度は低くて単純にプログラミング以外にも参加する方法があるという記事も見かけました。ここでは他の方法について書きます。
Webに投稿する
これは私自身も取り組んでいますので私自身のことも含めて書きます。ただ、私自身の場合は実質的な営業としても投稿しています。
・どこに投稿するのか
自分のサイトやQiita、githubがあります。私自身は自分のサイトで書いています。SNS系、ブログサイト系では書いていないです。
SNS系、ブログサイト系はそれぞれ暗黙のルールや閉鎖性があると思っているので私自身は好きではありません。自分のサイトではフィードバックが少ないということもありますが、アクセスログで状況は判断しています。
もちろん、人それぞれ合う、合わないがあると思いますのでよく調べて考えて下さい。Qiita、githubはメジャーなのでそちらへの投稿もいいと思います。
・何を投稿するのか
以下のような観点があると思います。
最新の技術分野
自分の興味のある分野
入門者用に簡単な内容
私の場合は自分の興味がある分野について書いています。具体的にはIoT関係が多いです。実際に何か動くものを作ってその内容を書いています。実際のプログラムも公開しています。
アプリを開発して公開する
この場合は「副業」という問題が出る場合があります。正社員で勤務の場合は、明確に副業は禁止されている場合があります。その場合は大きな問題となる場合もあるのでとにかく気を付けて下さい。
私自身はスマホアプリを開発しました。ios、Androidどちらもあります。まずはiosの簡単なローン計算アプリを作成して公開しました。但しアプリでの利益は得られませんでした。自分でアプリが開発出来て公開出来ますという宣伝になり実際に開発案件を受注することは出来ました。
スマホアプリ以外にもWebでのサービスサイトを稼働させる方法があります。何かしらのサービスを稼働させて利用者の評価を得ることも出来るかと思います。
最後に
同じようなことを書いていますが、エンジニアのキャリアプランもいろいろと考えられると思いますので、自分で考えて自分で行動すればいいと思います。