Scratchでmicro:bitの拡張機能を使う(その2)動作確認編

Scratchでmicro:bitの拡張機能を使ってみます。今回は動作確認編です。ここでの動作環境はWindows10です。

前回の導入編までの作業が完了している前提です。
Scratchからmicro:bitの拡張機能を使ってmicro:bitと通信の確認をします。

まずは、Scratchを起動する前にWindowsのScratch Linkを起動して下さい。前回に書きましたが、正常に起動出来ればタスクトレイにアイコンが表示されます。またmicro:bit本体をUSBケーブルで接続して下さい。
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Scratchでmicro:bitの拡張機能を使う(その1)導入編

Scratchでmicro:bitの拡張機能を使ってみます。今回は導入編です。

micro:bitとは
micro:bit とはイギリスの公共放送局であるBBCが中心になって開発された教育用のマイコンボードです。micro:bit教育財団がmicro:bitでの教育の推進を行っています。micro:bitの導入のページから引用させて頂きますと以下のように説明されています。

BBC micro:bitは片手に収まる大きさのプログラムできるマイクロコンピューターで、ロボットから楽器まで、あらゆる種類のカッコいい作品を作るために使えます。可能性は無限です。

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Scratchでリストを使う(その2)応用編

前回の続きです。前回ではScratchでリストを使う方法について基本的な内容を書きました。今回はもう少し応用的な内容について書きます。具体的にはリストのデータに意味を持たせて利用します。

以下の内容で書きます。

1.リストのデータでScratchキャットを移動させる
リストに複数の移動距離(歩数)を保持してその順番に移動させてみます。

2.おみくじプログラム
リストに大吉、小吉などのデータを保持して乱数を発生させておみくじを表現します。
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Scratchでリストを使う(その1)基本編

Scratchでのプログラミングの基本的な内容についてです。今回はリストを使います。ここでのリストとはScratch Wikiのリストから以下に引用します。

リスト(他のプログラミング言語では配列と呼ばれる)は、複数の情報を一度で取り扱うためのツールである。リストの中身は、通し番号で管理される。

一般的なプログラミングとしてはデータ構造とアルゴリズムという重要なテーマがあってリストや配列というのがデータ構造でありそのデータ構造のデータをどのような流れで処理をするかがアルゴリズムです。ここではScratchなのでリストを上記のScrath Wikiの「複数の情報を一度で取り扱うためのツール」ということに注目して実際に使ってみます。
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Pythonでの関数定義と関数呼び出し

Pythonでの関数定義と関数呼び出しについて基本的な内容について書きます。
関数とは何かというと数学的な定義とプログラミング的な定義等でややこしくなりそうなので、ここでは実務的なプログラミングの関数として以下のページで書いた意味合いで書きます。
フローチャートと構造化チャート
つまり関数とは構造化プログラミングのブロックという再利用可能な意味のあるまとまった処理の単位ということです。それをPythonでの書き方について確認します。今回は簡単なメイン関数とサブ関数を書きます。ここでの環境はPython3.5.3です。
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Scratchで簡単な音楽の演奏(その4)ギターパートの追加

前回の続きです。前回は夕焼け小焼けのメロディーにドラムパートとベースパートを追加しました。今回はこれにギターパートを追加します。ギターのパートを追加するポイントは和音を使うということです。今までは全て単音での演奏なので新規にScratchのメッセージを使って和音を出すということをやってみます。
今回の最終的なプログラムは以下です。演奏の最終形は最後にあります。
Scratchのプログラム最終版
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Scratchで簡単な音楽の演奏(その3)ドラムとベースパート

前回の続きです。前回は夕焼け小焼けのメロディーを入力して演奏の録音をしました。今回はそれにドラムのパートとベースのパート追加します。パートの追加という意味はScratchのスプライトを追加してドラム担当、ベース担当にして、それぞれのスプライトで担当の演奏をするということです。

今回のScratchのプログラムは以下です。演奏は最後にあります。
yuuyakeMelRyth0803

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Scratchで簡単な音楽の演奏(その2)メロディー

前回の続きです。前回はScratchの拡張機能の音楽演奏で音を鳴らすところまで書きました。今回は音楽演奏を意識して簡単ですがメロディーを演奏します。そしてその演奏をWindows10で録音します。以下から録音した演奏を再生出来ます。ピアノの音色で高音部分のバランスが気になるところもあるのですがここでは気にしないことにします。

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Scratchで簡単な音楽の演奏(その1)音を鳴らす

Scratchの拡張機能を利用して簡単な音楽を演奏してみます。音楽の演奏そのものが目的ではなく、プログラムの学習の一環ということで本当に簡単な曲を演奏してみます。ベースにはMIDIの技術があってMIDIシーケンサーソフトのようなことが出来るようです。(※ですので、もし本格的に音楽を制作する場合は専用のソフトウェアを利用した方がいいと思います。)
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